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オッサンになった愛犬と暮らす200日
第4章 バターバターママ
「ブサちゃんはどっちがいい?」

冗談半分に訊くと、ブサ吉はキランと瞳を輝かせ、短い前足で力強く最高級バターの箱を示す。

「まあ!スゴイわブサちゃん、言葉が分かるみたいね?お利口さんねぇ」


犬にバターを選ばせる光景が周囲の目にどう映るかなど全く考慮せず、夏海は呑気にブサ吉に頬擦りしていた。




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