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第4章 バターバターママ

「ふー…ちょっと買いすぎちゃったかしら？」

近くの公園のベンチに座り、脇に置いたスーパーの大袋を覗き込む。

スーパー中を巡ってブサ吉の欲しがる食品を次から次へとカゴに放り込んだ結果、買い物はレジ係が袋を二重にしてくれるほどの重量になっていた。

「仕方ないわよね、相談したお財布が何も答えてくれなかったんだもの」

ね？と訊かれ、ブサ吉はそっぽを向く。