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知らなくってもいい性
第2章 要するに誘拐か
「ハァハァ...」
窒息するんじゃないかと思うほどに支配感の強いキスに思わず息が上がる。
彼はそのまま服をまくしあげ、ブラに手をかけてくる。
「駄目、本当にここまでにして。
これ以上は駄目。絶対駄目だから。」
つい、キスに酔ってしまったけれど、服を脱がされそうになって我に返った。
息が上がり涙目になりながらも彼に抵抗する。
「可愛い。マキさんのこの表情すごい可愛い。マキさんって本当に言ってることと身体が一致しないよね♪」
「っあああ!!」
彼の右手がするりとズボンの中に入り、パンツの上から秘部に指を押し込んだ。
「こんなにビショビショになってるじゃん。マキさん、エロいとこ全然変わってないね。」
「あぁ、やだ!やめて。」
彼はグリグリと一層指を食い込ませながら、下から上になぞるように感じる部分を刺激してくる。
止めに入る手も力が入らず、あっけなく彼の左手に捉えられて頭の上で押さえつけられる。
最初のキスの時から濡れていたことを
彼は見透かしている。
彼は恥ずかしがる私を見るのが好きなのだ。
分かってはいるのに、こんなに濡れてしまっている自分が恥ずかしい。
いけないと分かっているのに感じていることが恥ずかしい。
「あんっ!...お願い。あっもうやめて。あぁ、いや、恥ずかしい。
お願いっ。お願いだから!」
必死で懇願するけど、彼は意地悪く笑う。
「じゃあさ、俺の名前読んでよ。
それで、愛してる。って言って、俺のこと好きっていって。」
「あっ、んん...
カズキ...んっ、それは、言えないっ!」
責め続ける彼の指に耐えながらも、ちゃんと理性は保っている。
「ふ~ん...
でも、すげー久々にマキさんに名前で呼ばれたのはちょっと嬉しいから、お礼に気持ちよくしてあげる。」
「いや、駄目!!!
あああぁぁ!!!」
パンツをずらして彼の指が入ってくる。
ぐっしよりと濡れているため、すんなり入っていく。
一気に奥まで差し込み、一番いけないところを責めてくる。