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「好きより先に、キスをして…」
第2章 「運命の紙」
そう、あれは、高校受験に必要な戸籍届けを区役所に貰いに行った時。

「戸籍届けって、何が書いてあるのかな?」
と思った私は、お兄ちゃんが迎えにくる間に見たくなったの。

「あっ、ママの名前がある~。結婚?離婚?1度、結婚して、離婚したって事か。まぁ、今じゃ、珍しくないもんね。えっ?!」

横の記載には…

「高梨宏太と結婚?高梨淕?養子??」
って、事は?

「私とお兄ちゃんとパパとは、血の繋がりがないって事?」

そんな事を考えてる内に、ふいに肩を叩かれ

ひゃぁっ!!
と、変な声が出て、後ろを振り向くと、お兄ちゃんが笑ってた。

「おっ、お兄ちゃんか。驚かさないでよぉ。」

「ごめん、ごめん。美咲がボーッとしてたからさ。」

「お兄ちゃん、知ってたの?私とお兄ちゃん達が、血の繋がりがないって知ってたの?なんで、教えてくれなかったの?」
言いながら、泣きじゃくる私を、お兄ちゃんは車まで無言で連れてった。

車に乗ると、お兄ちゃんは…

「そっか、知っちゃったか。俺も美咲と同じ時に知ったからな。俺より、お前の方が、ダメージきついか。けどな、母さん達を責めるなよ?血の繋がりがなくても、家族には変わりないんだし!俺は、お前の兄貴だしさ。泣くなよ。何か、食ってくか?泣き腫らした目で帰れば、俺が怒られる。」
笑って、お兄ちゃんが言った。

「じゃ、ケーキ!ケーキが食べたい!サンマルクのケーキじゃなきゃいや!」

「はい、はい。わかりましたよ。」

車を走らせ、サンマルクに向かった。

実は、お客の大半は女の子。お兄ちゃん、それ知らないんだ。ふふ、どんな顔になるかな?

車を駐車場に停めて、店内を見回したお兄ちゃん。怖じ気づいて、逃げ出そうとした。
それでも、渋々席に着き、オーダーし終わると…

「お前、ここ知ってて?」

「さぁ、どうかなぁ?」

「はぁっ?!」

「ごめんね。だって、ここ、お兄ちゃんと来たかったんだもん。」

「ったく。今日だけだからな。食ったら、帰るぞ!」

私が返事をする前に、頼んだカフェセットがきて、お兄ちゃんは、馴れないミルフィーユに悪戦苦闘してた。
食べ終わった頃には、日もくれかかり、急いで帰った。

「ただいまぁ!」

「もぉ!遅かったじゃないの。早く夕飯食べちゃいなさい。」

急いで、私とお兄ちゃんは揃って部屋に戻った。
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