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第5章 ヤンキーくんと生徒会長

「そこまでです」


なにやら眼鏡をかけた男の子が登場した。


「なんだよ生徒会長かよ」


生徒会長？この人が？


「理事長には優しく丁寧に扱えと言われてるはずですが？」


「うぜーなー。ちっ、分かったよ」


ヤンキーくんは私に向かい合うと、伏し目がちに頭をかいた。


「……悪かったな。ちょっと乱暴し過ぎた」


「いいの。気持ちよかったから」


私はヤンキーくんにキスをする。


ヤンキーくんは真っ赤になった。