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オオカミ君のホンネ
第20章 変化
幸也side

人通りの多い広場。
そこのベンチに腰を下ろす。

………ポタ…ポタ…サアアアアアアアア…………

なんてツいてないんだろう…
雨が降り始めた。

「……はは…はぁ………」
笑おうとしても、溜め息しか出ない。

…~♪~♪~~♪~~♪♪

そんなとき、ケータイが鳴った。
「……染詠から…か。」

(……慰めのメールか?
そんな有りもしない期待を膨らませてメールを確認した。

ガチャンッ…



見た瞬間
目を疑った。
そこには

『別れよう』

の一言。


神様は、天国どころか地獄に突き落とす気らしい。


「ッッ……ぅ………くッ……わぁぁ………ん」

押さえつけていた感情が溢れ出す。
とめどなく涙が次から次へと流れ出す。もう自分ではどうすることも出来ない。

染詠を引き留められなかった。
後悔しても、後悔してもしたりない。

染詠の気持ちは森野に移ってしまった。


俺にはもう……



どうすることもできない。




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