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オオカミ君のホンネ
第6章 猫被り
染詠side

ちょっと変態じみたものを背中に感じた……
それにしてもこいつ手つきが慣れてる…あれ?こいつ確か。。。
染「なあ穣クン…キミッてドーテー君じゃ?」
穣「それがどうしたの?…も・し・か・し・て……手つき慣れてるとか思った?僕だってもう高一だよ~(笑)」
染「………ハハハッ…ですよね~ッ…」
てことはこいつ誰かとヤったのか?
まあこいつ顔いいしヤってない方がおかしいと言えばおかしい。
しかしなんだか胸がモヤモヤするなあ…

ナオ「オイ…やってっか?(笑)」

穣「やだなぁ……恥ずかしいよ~染詠クンのこと触れないよ~(恥」

オイオイ待てよ(笑)


俺の知ってる可愛くて純粋な穣は猫被りだったのか!!

何も知らなかった…。

お前触れないよなんて言っといて何処触ってんだ。

可愛い顔して俺の息子を握るなッ(汗
そこでプライドの高い(?)俺は目一杯威嚇した!つもりだった……でも逆に興奮させたらしくギュッと息子を握ってる手に力が入った。パニクった俺は幸也が前日、
「お前みたいなやつに涙目でみられたら終わりやな…」
とつぶやいていたのを思い出して一生懸命涙目で「やめてよぉ……ッ」
と言ってみた。
効果なし…悪化した。
俺は…何も知らなかったんだなぁ……

クソッ………もう信じないもん…

みんなの言うことなんて信じないもんッ(泣)
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