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オオカミ君のホンネ
第9章 虚無
幸「ん…」
気付けばもう7時だ

幸「………夕飯…作らなきゃ………。」

俺は放心状態で飯を作った。

頭をよぎるのは肇の言った「好き」と染詠からの突然のキスだった

幸「痛ッ…ッチ」

…考えすぎて指を切ってしまったらしい。
結構深い……

幸「絆創膏は……と…」

どこを探しても見つからない。

(仕方ない……染詠に聞くかな

きっと染詠は部屋に居るだろうと
ノックして入った。

幸「……染詠~?居るか?
あのな、絆創膏欲しいねんけどな、
場所が分からんくてー」

言いかけて染詠が眠っていることに気づいた。

(なんや……寝とるんか………

恐る恐る近付くと、
その無防備な姿は男女問わずに襲いたくなるものだった。

(…あかんで男幸也、相手は男やぞ!起こすんや!!

仕方なく起こすこと…

「……染詠~起きてぇな…?」

耳元で囁くも無反応。

「……染詠~起きてぇな!!」

揺らしながら囁くとビクッと動いた。
(いける!

「染詠~染詠~絆創膏欲しいねんけどな~?」


すると細い指先が机の横の引き出しを指差した

「何段目や?」

染「………二段目」

言い終えると体制を変えてまた眠ってしまった。

(…酷いな…………

少しショックを受けながら、絆創膏を取って染詠の部屋からそそくさと出ようとした。
すると後ろから

染「待てよ」
幸「なんや?」
染「ちょっと来い」
歩み寄ると

クチュッ

小さな血見ながら色のいい唇が幸也の血の滴っている指先を挟んだ
幸「うおおおぉッな…なんやがな!」

チュックプッ

恥ずかしすぎてなにもいえない幸也を尻目に、染詠は上目使いで幸也を見ながらだんだんと指先から根元まで舐めていく。
幸也「あかんで!!どないしたんや?」
勢いで引き離すと染詠が口をひらいた。
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