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第12章 亀裂

ﾁｯｸ…ﾀｯｸ……ﾁｯｸ……ﾀｯｸ…
静かな空間に刻まれる時の音に目が覚めた。
染「んぅ………？」
うっすらと開いた視界に誰か映る。
整った顔だちだ。
(綺麗だなぁ…って
染「わぁっ！？」
ｺﾞﾁﾝｯ
？？？「ぐああぁｯ」
綺麗な顔立ちに思い切り頭突きをかましてしまった。
染「うぐっ………痛ってぇ…………ってあぁ…ごめん！ｯ………あ？だ…誰？」
見たことがない顔。服装からして、教師だろうか。
？？？「あ～……悪い……俺の事知らないよな。」

………知らん。