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第7章 好奇心

中に入ると至って普通の部屋。

と言うより私生活が出ている。

[ここって？]


『早い話が俺んち』


[お店やってるんだ？]


『そう、バイトもしてんだけど俺の高校緩いから補導もしないから助かってる』


[なんか凄いね･･･ここ睦紀だけの部屋なの？]


『そんなもんかなぁ。親はここ仕事しか使わないし』


[えっ？一緒に住んでないの？]


『今に始まった話じゃないよ？もう5年くらいこんな感じ』


[そうなんだ･･･寂しくない？]


『まぁ居ても小言言われてウザイし』


[そうなのか･･･]