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しずくちゃん
第3章 友達
『あっ!』


ドピュ ドピュドピュ



「・・・イったの?」


彼はブレザーの中でゴソゴソしていた。


しばらくして丸まったティッシュを出した。


『ああ・・・うん、イったよ』

「ごめんね・・・やっぱりあたし上手くできなかった」

公園にあったゴミ箱に丸まったティッシュを投げ捨てた。

『慣れてないんだから仕方ないよ、また今度しようね』


「うん・・・」


正直・・・あたしはあんまり気が進まなかった。

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