この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢
第4章 突然の告白
「明日から来てもらっていいかい?」
「はい!!」
夢は、バイトを見つけた
金が良いバイトなんで夜の仕事しかなかった
ボーイズバーだった
まだ未成年の夢は、雑用だけだったが、金のために毎日毎日頑張って働いた
「お前、高校辞めたの?」
話しかけてきたのはオーナーのカケルだ
「はい。」
「親…泣いたろ」
「まぁ…」
「親だけは、悲しませるな…」
…なんだコイツ…
「はぁ…」
「夢くんだっけ?明日からカウンターに立ってみよう。」
「え?カウンター?」
「そ、俺のアシスタント!!俺のフォローに入って!!」
「はい」
…当然、それまでフォロー役の奴は面白くない…
案の定、そいつリンに呼び出された
「カケルに、どうやって媚びいったんだよ!!カケルは、俺と一緒に二年もカウンターに立ってきたんだ!!入って間もないお前なんかにとられるなんて…俺のプライドが許さねーんだよ!!」
「んなこと言われても…さ…俺言われたことやるだけなんで…」
「お前、ムカつく…」
胸ぐらをつかむリン
「やめろっ!!」
控え室に入ってきたのは、ミナミ
「ミナミ!!止めるな!!こいつ…こいつ…カケルのこと…」
「ばかだな…カケルは、仕事を覚えて欲しいから、まずカウンターからって思ったんだろ!!」
「ミナミ…」
「カケルは…リンのことちゃんとパートナーだって言ってたよ」
「ミナミ…ほんとかょ…」
「うんっ!!早くカケルのとこ行きなよ」
「あぁ。」
「やれやれ…夢くんだっけ?ここは男しかいないから、変に嫉妬深い子が多くてさ、何かあったら僕に相談するといいよ…一番長いから僕…ミナミって呼んでね!」
「はぁ…ども」
「ただいま…」
「夢おかえり」
「起きてたのか。」
「あぁ。」
風呂に入り、眠りについた