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夢
第4章 突然の告白
「はぁ…はぁ…お前…何してんだよ……」
「……ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさい…」
頭を下げるカズ
「はぁ…わけわかんね………」
「夢…ごめんなさい、つい………」
「つい…じゃねぇよ!!バカやろう!!! 」
「ごめんなさい…怒らないで!!夢…ごめんなさい…」
「怒るに決まってんだろ!!!出てくよ。もう一緒にいられない…」
「待って!!夢!!夢!!」
カズの家を出る夢
行くあてもないまま、あの広場にきていた
ブランコに座りタバコを吸う夢
「未成年はタバコダメだろ!!」
「ミナミ!…さん」
「ミナミでいいよ」
「……」
タバコを消す夢
「どうしたの?こんな遅くに」
「……ちょっと家追い出されて…」
「お友達の家だったよね?そっか……うち来る?」
「え…でも…悪いし」
「ん…同居人いるしね…でもいいよ。おいで」
一緒にミナミのマンションに向かう
「ただいまぁ!!お客さん連れてきたよ!!」
「お邪魔します」
リビングに行く
「紅茶でいいよね」
「はい」
紅茶を持ってソファーに座る
「はいどうぞ!!」
「あの………やっぱり…帰ります…」
「気使わなくていいよ」
「でも…同居人…さんに…悪いし」
「おーい!! なな!!出て来いよ!!」
…シ~ン
「おかしいな…寝てんのか…」
寝室らしき部屋に向かうミナミ
「お、いたいた…お客様に挨拶しろよなな!!」
寝室から出てきたミナミの腕には、一匹の猫が抱かれていた
「へ!?猫!?」
「うん、俺の同居人」
「はぁ…猫すか…」
「何何!!女かと思った!?」
「まぁ…」
「まぁ女っちゃ女っすよ…こいつも…」
「確かに。」
「俺を一番わかってくれるパートナー」
話しが合い、朝まで話し込みいつしか眠っていた