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夢
第13章 一難去ってまた一難
「夢が店を止めるって連絡があった。」
店では、みんなが驚いている中ミナミだけは、冷静だった
あれから1ヶ月…夢からの連絡が途絶えた
「夢…」
「いったいどこ行ったんだ…夢のやつ!!」
マコトが言った
ミナミは…一人マンションに帰る
「夢……っ…」
いたたまれない悔しさと虚しさが残ったまま…
半年後…
ミナミも店を辞めた
「社長…どうかしたんですか?」
「いや…今日の予定は?」
「会食の後は特別何もありませんが…」
「わかった」
何もない…ただ過ぎる時間がミナミには苦しかった
…夢…
「夢……どこにいる…」
「夢…」
一年がたった