この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
王子と専属メイドの戯れ
第1章 登校

「光騎さまっ!車が到着しました。どうぞ」
学校へは毎日送迎車がやってきます。
わたしはドアを開けて光騎さまを車内へ促します。
「ありがとう。里音」
光騎さまに続いてわたしも乗ると、車は発車しました。
「今日から新しい学年ですねっ。ドキドキします」
わたしは用意していた爪やすりと爪磨きを取り出しながらそう言いました。
車内に設置されているテーブルにそれらを並べます。
「1年たってみてどう?」
光騎さまは長い脚を組まれて頬杖をつきながらわたしに聞いてきました。
「最初はこんな有名私立高校にわたしが馴染めるか不安でしたけど、光騎さまのおかげでとても楽しいです!」
「そう。それは良かった」
「光騎さま、どちらの手からにしましょうか?」
「ん、じゃあ右から」
光騎さまがわたしに細長い指先を差し出されました。
何度みても見とれてしまう綺麗な手。
光騎さまの爪のお手入れ大好きです。
わたしはそっとその手を取り、親指から爪やすりで削り始めました。
学校へは毎日送迎車がやってきます。
わたしはドアを開けて光騎さまを車内へ促します。
「ありがとう。里音」
光騎さまに続いてわたしも乗ると、車は発車しました。
「今日から新しい学年ですねっ。ドキドキします」
わたしは用意していた爪やすりと爪磨きを取り出しながらそう言いました。
車内に設置されているテーブルにそれらを並べます。
「1年たってみてどう?」
光騎さまは長い脚を組まれて頬杖をつきながらわたしに聞いてきました。
「最初はこんな有名私立高校にわたしが馴染めるか不安でしたけど、光騎さまのおかげでとても楽しいです!」
「そう。それは良かった」
「光騎さま、どちらの手からにしましょうか?」
「ん、じゃあ右から」
光騎さまがわたしに細長い指先を差し出されました。
何度みても見とれてしまう綺麗な手。
光騎さまの爪のお手入れ大好きです。
わたしはそっとその手を取り、親指から爪やすりで削り始めました。

