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あなたと×××
第8章 *あなたとウェディングベル*

───それから一年後…
私と鳴海君は郊外にある小さなチャペルで式を挙げることになった。
披露宴はなかなか時間がとれないこともあって会社の忘年会兼クリスマスパーティーに便乗することにしたため、式を見守るのは両家の親族だけだ。
父と歩くバージンロードの先で待っているのは間違いなく鳴海君で、私は伴侶となる彼のタキシード姿に改めて惚れぼれしてしまう。
(本当に私なんかが相手でいいのかしら…)
鳴海君と付き合ってきた二年の間に何度も繰り返した自問自答が、この期に及んで頭をよぎる。
私と鳴海君は郊外にある小さなチャペルで式を挙げることになった。
披露宴はなかなか時間がとれないこともあって会社の忘年会兼クリスマスパーティーに便乗することにしたため、式を見守るのは両家の親族だけだ。
父と歩くバージンロードの先で待っているのは間違いなく鳴海君で、私は伴侶となる彼のタキシード姿に改めて惚れぼれしてしまう。
(本当に私なんかが相手でいいのかしら…)
鳴海君と付き合ってきた二年の間に何度も繰り返した自問自答が、この期に及んで頭をよぎる。

