この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【SS】目が覚めたら…?
第3章 Ⅱ.ナツと……
 



○o。..:*─※○o。..:*─※○o。..:*



 1月1日 あと少しでAM1時になる頃――。


 ナツが、部屋で寝ているシズの唇にキスを落とし、その耳もとに囁いた。


「HAPPY NEW YEAR しーちゃん。

0時ぴったりに言いたかったのにね。はぁ……なんで酔って寝ちゃったんだろ。いつもはこんなことないのに。

しーちゃんとお正月迎えられるなんて、今年は最高だね。去年までは病院でお正月だったもの。どんなに頑張っておせち作っても、しーちゃんが食べてくれないから虚しかったよ。

しーちゃん。僕のしーちゃん……。

あのね、1月2日…僕の夢が1日だけ叶うんだって。波瑠兄……言わなきゃいいのに、僕に半分の奇跡の時間をくれたんだ。

だからね、僕は……2日に待っているよ。2日目は、僕がしーちゃんを独占するからね。

だけど……お願い。元旦は僕の振り袖を着て? 僕の色で……新年を迎えて。その後は……波瑠兄の色に染まってしまってもいいから。だけど……僕を、僕がどんなにしーちゃんを想っているのかを、どうか忘れないで――」


/779ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ