この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
「恥ずかしくないよ。すごく綺麗だよ、鏡の中の僕達に見せつけちゃえ。これが世界で一番美しいシズル王女の、えっちなところですって」
――鏡よ、鏡。
「さあ、いかがですか、美しい姫。僕がこうして可愛い花びらを開くと、ほらこの穴から、えっちな蜜がとろとろが溢れて、こぉんなに僕の指を絡みついてきます。ねちゃねちゃ音をたてて、糸をひいて。すごくえっちですね~。そしてここを優しく擦ってあげたり、こうやってぐりぐりして上げると」
「ひゃああああっ、ナ、ツ……ああっ」
「シズル姫は身体をびくびくさせて悦ぶんです。可愛い声で啼き続けるんですよ。たまりませんね~。本当に……たまらない。こんな可愛い顔で喘ぐしーちゃんを、見て平静になんていられない。さあ、見て。見るんだよ、しーちゃん。僕が愛している姿を、心にも焼き付けて」
「ん、んふぅ……あっ、あんっ、ああ、はぅ、ぅ……っ」
秘部を攻めるナツの技巧的な指の動きに、鏡の世界がちかちか光る。
与えられる刺激と、見て得られる刺激に、官能の波が後から後から押し寄せてくる。
――鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?
「そしてここがしーちゃんのえっちな穴。僕のを何度も飲み込んだ熱いここは、こうやって指を入れてみると、おいしそうに咥えて、きゅうきゅう締め付け、中のヒダヒダを絡みつけてながら奥に誘ってくる。ああ、最高だよ。指だけで僕イッちゃいそうなほど、気持ちいい」
「はっ……ああ……っ」
鏡のあたしの秘部から、うっとりとした顔のナツの中指が大きく抜き差しされている。
――世界で一番美しいのは……。
それに対して、足を大きく拡げて悦んでいるあたしは。
蕩けた顔をして、もっと烈しさを願うあたしは。
あたしはその姿に、お母様の姿を見た。
美と色に溺れ、人としての羞恥を忘れて本能に生きるあの母と――。
「やだやだっ、あたしはこんなにえっちじゃないっ!!」
「しーちゃんはえっちだよ。ほら、凄い蜜溢れさせて、二本の指を出入りさせたら、もっとえっちな顔をしてはあはあ気持ちよさそうに喘ぎ始めた」
いやらしい自分の姿。
「今さら、なにを隠すのさ。もう僕は君のすべてを知っている」
ナツは、こんなあたしを見ていたのか。