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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
 

「恥ずかしくないよ。すごく綺麗だよ、鏡の中の僕達に見せつけちゃえ。これが世界で一番美しいシズル王女の、えっちなところですって」


――鏡よ、鏡。


「さあ、いかがですか、美しい姫。僕がこうして可愛い花びらを開くと、ほらこの穴から、えっちな蜜がとろとろが溢れて、こぉんなに僕の指を絡みついてきます。ねちゃねちゃ音をたてて、糸をひいて。すごくえっちですね~。そしてここを優しく擦ってあげたり、こうやってぐりぐりして上げると」


「ひゃああああっ、ナ、ツ……ああっ」


「シズル姫は身体をびくびくさせて悦ぶんです。可愛い声で啼き続けるんですよ。たまりませんね~。本当に……たまらない。こんな可愛い顔で喘ぐしーちゃんを、見て平静になんていられない。さあ、見て。見るんだよ、しーちゃん。僕が愛している姿を、心にも焼き付けて」

「ん、んふぅ……あっ、あんっ、ああ、はぅ、ぅ……っ」
 

 秘部を攻めるナツの技巧的な指の動きに、鏡の世界がちかちか光る。

 与えられる刺激と、見て得られる刺激に、官能の波が後から後から押し寄せてくる。


――鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?


「そしてここがしーちゃんのえっちな穴。僕のを何度も飲み込んだ熱いここは、こうやって指を入れてみると、おいしそうに咥えて、きゅうきゅう締め付け、中のヒダヒダを絡みつけてながら奥に誘ってくる。ああ、最高だよ。指だけで僕イッちゃいそうなほど、気持ちいい」

「はっ……ああ……っ」


 鏡のあたしの秘部から、うっとりとした顔のナツの中指が大きく抜き差しされている。


――世界で一番美しいのは……。


 それに対して、足を大きく拡げて悦んでいるあたしは。

 蕩けた顔をして、もっと烈しさを願うあたしは。



 あたしはその姿に、お母様の姿を見た。


 美と色に溺れ、人としての羞恥を忘れて本能に生きるあの母と――。



「やだやだっ、あたしはこんなにえっちじゃないっ!!」

「しーちゃんはえっちだよ。ほら、凄い蜜溢れさせて、二本の指を出入りさせたら、もっとえっちな顔をしてはあはあ気持ちよさそうに喘ぎ始めた」


 いやらしい自分の姿。


「今さら、なにを隠すのさ。もう僕は君のすべてを知っている」


 ナツは、こんなあたしを見ていたのか。
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