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衝動[完]
第9章 番外編Ⅲ


こんなに小さな身体で……。 それでもオレを必死に受け止めようとしてくれてる……。
弥生……。



「んんっ!う……。」


祐が中を探るように指を動かすと、弥生は苦痛に呻いた。


その様子を見て、祐はゆっくりと指を引き抜く。



「ちょっと、無理かな……。」

弥生の体に力が入っている為、痛がってしまう。


「えっ!?無理?どうして!?」


弥生の顔色が途端に絶望のそれに変わる。


何でダメなの?

折角の祐先生の誕生日なのに……。

私を欲しいって言ってくれたのに……。

一生懸命練習したのに……。


途端に弥生の大きな瞳からポロポロと涙が零れ落ちる。



「大丈夫だよ、弥生。心配しないで?」


祐はにっこり微笑むと弥生の涙を拭い、軟膏のような物を取り出し、それを弥生の秘所に塗り込めた。



「そんなに強い薬じゃないから、少しは辛いと思うけど……。」


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