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衝動[完]
第7章 番外編Ⅰ


ゴクリと喉を鳴らす弥生のブラウスに手をかけると、祐はボタンを外し始めた。



「せ、せんせ……。何するの?」


「何―――って……知ってるでしょ?」


わからないよっ。

先生イジワルしてるの?


「弥生、何考えてるの?」



耳元で囁かれ、身体の中を何かが走り抜けた。


「あっ…!」


思わず上がった自分の声に弥生は愕然とする。

な、なに?今の声……


祐は弥生のブラウスと下着を脱がせると、その真っ白な素肌に手を這わせる。

きめ細かく、皇かで吸い付くようなその感触に、思わず息を呑んだ。



「すごい……。すべすべだね、弥生…。」


「んっ……!」


触れられた部分から何かが湧き上がる感じがする。

弥生は目をギュッと閉じて、唇を引き結んだ。



「身体……熱くなって来ない?」



「や……なんか……変……。熱い……。」



「オレが触るとさ……どんな感じ?」


首筋から胸元までゆっくりと祐の指が下りて行く。



「あっ……は……ん…くすぐったいっ……。」



「ここ…ピンクで可愛いね。」

「あんっ!」



何の前触れも無くいきなり胸の飾りを摘み上げられ、弥生は甘い声を上げた。


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