この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
衝動[完]
第7章 番外編Ⅰ


舌を這わせ、時折吸い上げれば、弥生が切なそうに眉を寄せる。



「あっ……せんせ……ダメっ……明日も学校が……あんっ!」


「そしたらさ、また保健室に来ればいいよ。」


弥生が観念したように祐の背に両手を回すと、祐はその桜色の唇に口付けを落とす―――。


「弥生…。」



「んんっ……ん……。」

息をすることも忘れ、必死にしがみ付いて来る弥生の小さな手をそっと握り、祐は唇を解放した。


「はっ……はぁ…はぁ……。」


思い切り息を吸い込んで、肩を上下させている弥生に、祐は優しく微笑む。



「弥生、鼻で息するんだよ。忘れてたでしょ?」



「えっ!?あ……そっか……。」


祐はもう一度口付ける。


弥生がちゃんとついて来られるように、ゆっくりとその唇を堪能して行く。

ちゅぷ……。くちゅん…。



「ん…ふ……。」



「そう、上手になって来たね。」


室内には微かな水音と、お互いの息遣いが響いている。

/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ