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衝動[完]
第7章 番外編Ⅰ


「あ……ああん……っ!」


弥生はまるで強請るように祐の頭を抱え込む。



「気持ち悦い?」


「あふ……ん……せんせ……もっとぉ……。」

潤む瞳で見つめられた祐は、弥生の両腕をシーツに縫い止め、その口腔を余す所無く犯した。

弥生は走り抜ける快感を流すことも出来ず、苦しそうに身を捩る。

祐が長い口付けから漸く弥生を解放すると、含み切れなかったお互いの透明な液体が弥生の顎をつうっと伝う。

祐は一旦弥生の上から身を起こすと、服を脱ぎ捨てた。 鍛え上げられ、均整の取れたその上半身を、弥生はうっとりと見つめる。


祐は弥生のスカートと下着を脱がした。



「やっ…。」


驚いた弥生が目を見開き、起き上がろうとする。


祐は弥生の肩を押し、再びシーツに沈める。



「いいからオレにまかせて。どうして嫌なの?ん?」


「だって……嫌っ……。」


「だからどうして?言ってご覧?」


「は、恥ずかしいからっ…。」

「よくできました。」


祐は弥生の額に口付け、固く閉ざされた蕾の周りをゆっくりと撫でた後、ツプリと一本指を差し入れた。


「あんっ…!せんせ……そんなとこやだっ……やだぁ……。」

きゅうっと締め付ける内部を優しく解かす。

「せんせ……や…そんなとこ……触っちゃ……。」


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