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第8章 番外編Ⅱ

「せんせ……先生も……。」

弥生は身体を起こした。



「ん？何？」



「先生も服脱いで……。」



「ああ、ちょっと待ってね……弥生？」


弥生は祐のネクタイに手をかけ、そっと外した。



「脱がせてくれるの？」


うっとりとした目を向けながら、弥生は祐のシャツを捲くり上げると、祐の腕を持ち上げて脱がせていく。


祐は微笑みながら弥生のしたいようにさせてやる。


弥生は脱がせたシャツをベッドの下に落とすと、祐の肩口に顔を寄せ、その首筋を強く吸い上げた。



「……っ…弥生…？」


弥生はうっすらと紅くく色付いた所有印を満足そうに見つめ、祐にちゅっと口付ける。