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キズアト
第7章 必然
俺は静を近くのラブホテルに連れ込んだ。

「静…!」

部屋に入るなり抱き締めてベッドに押し倒すと、静がそっと俺の胸を押し返す。

「武君、本当にいいの?水原さんのこと」

「あいつはただの同僚だって言っただろ?…それにあいつには他に本命がいるんだよ」

「え?でも…」

「もう止めろよ、あいつの話は」


キスで唇を塞ぎ、静のブラウスのボタンを外してゆく。


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