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中学1年生の僕が従姉妹の女子大生に童貞を奪われたお話
第13章 エピローグ


第13章 エピローグ


 それから30分後には、二人は元の場所、つまりパソコンの前とソファーに分かれて座っていました。

 もう何もなかったかのように、元の状態だったわけです。

 やがて家族も帰宅し、その晩は涼子ちゃんの家に泊まりましたが、もうなにもありませんでした。

 そしてその後、涼子ちゃんとはそれっきりです。

 もちろん親戚だから年に何回かは会うわけですが、なぜだかその後はそういう雰囲気にはなりませんでした。

 別に険悪になったわけでもなく、それまでの接し方と全然変わってなかったと思います。
 私のほうにその気がなかったわけではないと思うのですが、そのあたりは正直もう思い出せません。

 時は流れて、女子大生だった涼子ちゃんももう娘が成人を迎えるような年になりました。
 
 娘さんは当時の従姉妹にそっくりの愛嬌のある可愛らしい女性に成長しました。
 先日そんな娘さんをお見かけして、私は昔々の従姉妹との秘密のひとときを思い出したのでした。

 これでこのお話は終わりです。
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