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可奈さん
第3章 もっとヤバイ展開
「昨日、あれからどうなった?」
木田が擦り寄ってくる。
「え、べつに何も」
「嘘つけ、ナナさんと一緒だったろ?」
「は?」
「2人がいなくなってからノブがやけにイラついてたぞ、どうなってんだ」
「さあ、知らねぇ…、そんな事よりお前はどうなんだよ」
面倒な質問には質問で返す。
「俺は…へへっ」
「なんだよ」
「じつは一番若い子とメール交換した」
「へー、葉月ちゃんだっけ」
「そ、今度2人で飯食いに行くかもしんない」
「ふーん、よかったじゃん」
「まぁな。
じゃ、俺早番だから帰るわ」
明日は休みだと言う木田を見送り、俺はユミにメールを送った。
──今日は閉店まで仕事だから遅くなるよ
「井口ぃ、佐久間さんちに配達たのむ」
「はいっ」
店長の声にハッとして携帯をしまい、俺は仕事の顔に戻った。
木田が擦り寄ってくる。
「え、べつに何も」
「嘘つけ、ナナさんと一緒だったろ?」
「は?」
「2人がいなくなってからノブがやけにイラついてたぞ、どうなってんだ」
「さあ、知らねぇ…、そんな事よりお前はどうなんだよ」
面倒な質問には質問で返す。
「俺は…へへっ」
「なんだよ」
「じつは一番若い子とメール交換した」
「へー、葉月ちゃんだっけ」
「そ、今度2人で飯食いに行くかもしんない」
「ふーん、よかったじゃん」
「まぁな。
じゃ、俺早番だから帰るわ」
明日は休みだと言う木田を見送り、俺はユミにメールを送った。
──今日は閉店まで仕事だから遅くなるよ
「井口ぃ、佐久間さんちに配達たのむ」
「はいっ」
店長の声にハッとして携帯をしまい、俺は仕事の顔に戻った。