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第12章 亜沙美の再会

リビングのソファーに座った４人は、由美と比呂美に事の始まりから
亜沙美は話した。

人生で唯一心を緩した人は武さんだけだった事も。

「お姉ちゃんおめでとう～」

由美と比呂美は手をたたき祝福した・・・・・パチパチパチ!」
それでは乾杯しましょうと、由美は冷蔵庫から缶ビールとコーラを支度して要る時

「おぅ!亜沙美が話していたカス野郎の書類と写真あるか?」

武は愛する亜沙美の為に復讐の執念に燃えていた。
「武さん・はぃ!」

亜沙美が差し出した書類はファイルブックに収めてあり武は見た・・!。
「……うぅ!ぅぅぅ!……悪党共はコイツラか～!」

武は許し難い興奮に弾けて先ずは缶ビールで乾杯した。
ファイルをめくる度にため息をしながら山ノ内恭子の写真ファイルを見たとき

「おっおおーこの女!この前奴隷市場で見かけたゾ……!」

亜沙美の車の中での説明で気にした名前であったから
益々興奮してビールを飲み干した。

まだまだ大人の世界を知らない比呂美は、
今の心境は複雑ながら解らないまま武の横に座って一緒にファイルを見た。

「おっ!お姉ちゃんは比呂美かなー?」
「あっはい・・比呂美です!…♡(笑)」

「おっそうか～!でも比呂美は男の子でなかったか?」

「……あっ!はぃ…!」