この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘いだけの嘘ならいらない
第10章 泣き虫な君には甘いだけの嘘を


afterstory……♡ side Eishi



「……英士くん、どうしてもだめ?」

「だめ。却下。ぜーったい、だめ。そんな顔したって、だめだから」

「で、でも…」


めげずに何度も俺に答えを問う姿を見れば、理紗が不満に思っていることは明らかだった。


悲しそうにしゅんと肩を落としている理紗を見ていると、既に考えが揺らぎ始めている俺の意思の弱さを少し情けなく思う。


「何でも言うこときくから、ね。それなら、いいでしょ?」

「…何でも?」

「うん、何でも。英士くんのして欲しいこと、ひとつ、きくよ?」


にこにこと可愛らしい笑顔を浮かべて、理紗は薄く唇を開いて、俺に抱きつきながら触れるだけのキスをした。


/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ