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甘いだけの嘘ならいらない
第3章 背徳の恋
そう心で願っていると足を開かされて、後ろから一気に秘処を貫かれる。
下からズプンッと捩じ入れられたら、さっきよりも深く、奥まで突き立てられた自身に思考が止まってしまいそうになる。
「ああ、ぁ……っ」
一瞬だった。
呼吸の仕方を忘れたのかと思うくらい、心臓が苦しくて、怖いくらいの快感。
イっちゃうって、思ったときにはもう絶頂を迎えてしまっていて、視界が真っ白になるのを感じた。
それでも翔は止まらずに、激しい律動であたしを溺れさせてゆく。
手首を掴まれて、覆い被さられるままにベッドに押し倒されると、腰が抜けるような感覚に、びくびくと震えた。
「んっ、やぁ…っ、あっ…」
ずっと絶頂しつづけてるみたいに、身体が熱くて、何も考えられなくて、シーツをぎゅっと握りこむ。