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なんちゃって女王様
第11章 手枷・足枷
遅番のリリーさんとは
夕食を一緒に食べる機会は少なく・・・
ふたりで話しをするのはもっぱら控え室です。

「ニーナちゃん・・・仕事に慣れた?」
リリーさんが私に尋ねます。

「まだまだダメです。
例えば・・・手枷や足枷を締める強さも
いまいち分からないんですよね・・・」

「じゃあ・・・私が講習してあげようか?」
そう言ってリリーさんは微笑みます。
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