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なんちゃって女王様
第11章 手枷・足枷
ベッドの四隅から伸びる4本の鎖・・・
その端に手枷と足枷が付いています。

手枷や足枷はビニール製の柔らかい輪っかで・・・
手首や足首に嵌めてから
マジックテープで締めるようになっています。

リリーさんは慣れた手つきで
私の手足を拘束します。

またたく間に全裸の私は
大の字でベッドに拘束されちゃいました。

リリーさんは鎖の長さも調節して
私を完全にベッドに貼り付けました。

「どう・・・手枷や足枷の締め具合は?」
リリーさんが私に尋ねます。

「強すぎて痛いってこともなく・・・
弱すぎて抜けそうでもなく・・・
ちょうど良い強さだと思います」
私は感想を言いました。

「そう・・・良かった・・・」
リリーさんは微笑みます。

「じゃあ・・・手枷と足枷を外してもらって
いいですか?」

「えッ・・・どうして?」
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