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なんちゃって女王様
第4章 初めてのお客さま
「ニーナちゃんは真性の女王さま?
なんちゃんって女王さま?どっちなの?」
お客さんは私に尋ねます。

「なんちゃって女王さまって?」
私は尋ね返します。

「本当はSじゃないんだけど・・・
この店で働くためにSの振りしてる女性のこと。
僕の予感では・・・ニーナちゃんは
なんちゃんって女王さまだね」

「え・・・あ・・・わ・・・分かります?」
私は動揺してしまいました。

「カマをかけただけだよ。
ニーナちゃんは単純で分かりやすいね〜」
お客さんは笑います。
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