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誘淫接続
第3章 第十三の接続
 「んぐっ……うぐぅぅぅ……」
 麻琴は片手でスマホを胸に当てたまま、もう一方の手で口を塞いだ。
 ものすごい快感だった。

 貞操帯をつけての外出。
 どんなお仕置きを受けるのかという期待。
 この植え込みへ来るまでの緊張感。
 それら全てが、麻琴の身体をたかぶらせ過敏にさせていた。

 ――だめ……
 ――すぐにいきそうっ……!
 しかし、そこで淫具たちの動きはすべて止まった。
 ――いやっ……
 ――お願い、もう焦らさないで……
 責め具はすぐにまた動き出すと思ったが、なかなか動かない。
 麻琴はそっとスマホの画面を見た。

 > イキたいか?

 すでに『ご主人様』からの文字が送られてきている。

 > はい

 すかさず返事を送る。

 > イキながら小便しろ

 麻琴は画面の文字を見て固まった。
 ――そんな……
 これが『お仕置き』か。
 もちろん麻琴は野外で小便などしたことはない。
 それだけでも十分ためらってしまうのに、絶頂しながらなどとても無理だ。

 > むりですこわくてできません

 再び、貞操帯の淫具が動き出し、麻琴の肉芽と二穴を責める。
 ――ううぅぅぅうううぅぅうっっっ……!!
 今にも下腹の奥の芯が弾け飛びそうだ。
 淫具はまた、止まった。
 「はあっ、はあっ……!」
 ――いきたい……!
 ――苦しい……!

 > できないなら、そこで朝まで寸止めだぞ?
 > こわいですもしだれかにみられたら
 > だから隠れられる場所に来させたんだ
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