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サイドストーリー3
第7章 田園シンデレラ
数年たって、純子と矢沢の結婚式の報告のハガキがポストに舞いこんだ。
あ・・・ぁ。結婚したんだ。
幸せになったんだ。良かった・・・・
それから毎年、サークルのメンバーの飲み会の後に
飲み会での純子の写真だけのハガキが送られてくるようになった。
矢沢の笑った顔が目に浮かぶ。
「片桐、純子はこんなに幸せに笑ってるから。お前も出てこいよ」
そう言ってる気がする。
事実、そうなんだろう。
毎年、純子の笑顔を見てほっとする。
そして
「純子は俺が幸せにしてるんだよ。お前の顔見たって平気だよ」
と、矢沢のドヤ顔が目に浮かぶ。
「豪~。手紙?」
農業用の手袋を外しながら、袖口で汗をぬぐう響子が笑いながら歩いてきた。
「響子」
「ん?」
「来年、俺の大学のサークルの飲み会に一緒に行くか」
じっと俺を見た響子は何かを感じてた。
「うん。一緒に行こう」
チンゲン菜ももうすぐ収穫だ。
END****
あ・・・ぁ。結婚したんだ。
幸せになったんだ。良かった・・・・
それから毎年、サークルのメンバーの飲み会の後に
飲み会での純子の写真だけのハガキが送られてくるようになった。
矢沢の笑った顔が目に浮かぶ。
「片桐、純子はこんなに幸せに笑ってるから。お前も出てこいよ」
そう言ってる気がする。
事実、そうなんだろう。
毎年、純子の笑顔を見てほっとする。
そして
「純子は俺が幸せにしてるんだよ。お前の顔見たって平気だよ」
と、矢沢のドヤ顔が目に浮かぶ。
「豪~。手紙?」
農業用の手袋を外しながら、袖口で汗をぬぐう響子が笑いながら歩いてきた。
「響子」
「ん?」
「来年、俺の大学のサークルの飲み会に一緒に行くか」
じっと俺を見た響子は何かを感じてた。
「うん。一緒に行こう」
チンゲン菜ももうすぐ収穫だ。
END****