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サイドストーリー3
第10章 心も抱きしめて
由香里との約束から2年たって
そろそろ本腰を入れて落としに行きますか。
と思っていた今年の新年会。
良い具合に酔ってきたかな。と思って
近づいたら、事もあろうか美香ちゃんと
セックスでイく、イかないの話しを大声でしてた。
おいおい、自重しろ。
「君たち、そーゆー個人的な話しは大勢の飲み会でしない!」
話しの流れから俺がイかせてやると豪語して
名刺を渡して繋がりを作った。
そんな時「おーい。石島」と
向こうで俺を呼ぶ声がしたので
「ごめん。ちょっと行ってくる」 と由香里の傍を離れた。
「なんだよ?今大事な話をしてんだよ」
俺を呼んだ数人の悪友に悪態をつく。
「いや。松元に告白して約束の2年がそろそろか?と思って」
「だから!今その話をしてたんだよ!」
「石島くん、本当に2年待ったの?」
「すごっ!」
ほっといてくれ。
「俺と付き合わないか?なんて石島君が言うとは思わなかったよね」
「おぅ。あれはビデオもんだったな」
「あんなに観衆の前での一世一代の告白だったのに
告白された本人が忘れてるんだもんな」
「松元さんも大モンだよ」
「あっはっはっはっは」
「・・・・・」
そろそろ本腰を入れて落としに行きますか。
と思っていた今年の新年会。
良い具合に酔ってきたかな。と思って
近づいたら、事もあろうか美香ちゃんと
セックスでイく、イかないの話しを大声でしてた。
おいおい、自重しろ。
「君たち、そーゆー個人的な話しは大勢の飲み会でしない!」
話しの流れから俺がイかせてやると豪語して
名刺を渡して繋がりを作った。
そんな時「おーい。石島」と
向こうで俺を呼ぶ声がしたので
「ごめん。ちょっと行ってくる」 と由香里の傍を離れた。
「なんだよ?今大事な話をしてんだよ」
俺を呼んだ数人の悪友に悪態をつく。
「いや。松元に告白して約束の2年がそろそろか?と思って」
「だから!今その話をしてたんだよ!」
「石島くん、本当に2年待ったの?」
「すごっ!」
ほっといてくれ。
「俺と付き合わないか?なんて石島君が言うとは思わなかったよね」
「おぅ。あれはビデオもんだったな」
「あんなに観衆の前での一世一代の告白だったのに
告白された本人が忘れてるんだもんな」
「松元さんも大モンだよ」
「あっはっはっはっは」
「・・・・・」