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サイドストーリー3
第11章 心も抱きしめて②
「うそ」
「は?」
「うそでしょ」
「え。いや。嘘じゃないけど」
「うそだ!石島さんはあんなにモテたじゃないですか!」
「え・・・いや」
「大学時代からすきぃぃ?そりゃぁ嘘です」
「じゃぁ、それを信じなくてもいいから。今から俺と恋を始めないか?」
「信じられないなぁ~」
とろんとした酔っぱらいの顔で、それでもきっぱりという。
「どうしたら信じる?」
俺も松元の反応が面白くなって聞いてみる。
「2年ですね!2年間、私のことが好きだったら信じますよ」
「2年?」
「そうです。大学時代から、なんていうなら2年なんて短いでしょう?」
「・・・・」
「2年後に好きだったらもう1度、言ってください~」
「よし。絶対だな」
「絶対で~~すっっ♪」
仕事が忙しすぎてシャレにならない状況で
新しい恋愛を始める余裕ははっきり言ってなかった。
けど、あそこで名乗りを上げないと一生、松元と接点がない気がした。
2年後。主任の仕事もめどが立っているはずだ。
まためどが立つように、松元との付き合いが順調にスタートできるように
この2年頑張ろう。
俺は2年間の仕事に意欲を燃やして新年会をあとにした。
END****
「は?」
「うそでしょ」
「え。いや。嘘じゃないけど」
「うそだ!石島さんはあんなにモテたじゃないですか!」
「え・・・いや」
「大学時代からすきぃぃ?そりゃぁ嘘です」
「じゃぁ、それを信じなくてもいいから。今から俺と恋を始めないか?」
「信じられないなぁ~」
とろんとした酔っぱらいの顔で、それでもきっぱりという。
「どうしたら信じる?」
俺も松元の反応が面白くなって聞いてみる。
「2年ですね!2年間、私のことが好きだったら信じますよ」
「2年?」
「そうです。大学時代から、なんていうなら2年なんて短いでしょう?」
「・・・・」
「2年後に好きだったらもう1度、言ってください~」
「よし。絶対だな」
「絶対で~~すっっ♪」
仕事が忙しすぎてシャレにならない状況で
新しい恋愛を始める余裕ははっきり言ってなかった。
けど、あそこで名乗りを上げないと一生、松元と接点がない気がした。
2年後。主任の仕事もめどが立っているはずだ。
まためどが立つように、松元との付き合いが順調にスタートできるように
この2年頑張ろう。
俺は2年間の仕事に意欲を燃やして新年会をあとにした。
END****