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サイドストーリー3
第12章 横浜ホールディング③
4月の第1土曜日。
毎年恒例の、会社全体のお花見がある。
会社の近くの川沿いに見事な桜並木があって
その近くでお花見をする。
俺は毎年、そこの場所取りだ。
なぜだか総務部じゃないのに入社当時から場所取りの係りに任命されてる。
少し肌寒い花曇りの朝一番から場所取りをして
10時ごろ、総務部の谷城と小坂さんたちがいろいろと荷物を運び込んだ。
「柳下君。今年もありがとう。今年の参加人数は一応100で締め切ったから」
「柳下さん、お弁当の100コはどこに置きますか?」
「お弁当はそっちに置いて。小坂さんはお茶の準備も頼むよ」
「はい」
そうしているうちに秘書課のメンバーがやってくる。
「柳下君、お疲れ様」
「武田さん。これが部ごとの座る位置です。
30分もしたら崩れると思いますがはじめはここに座るように指示してください」
「OK。その指示は秘書課でします。
井上さんと村松さんもよろしくね」
「はい」「はい」
全く100人のお花見なんか大変だ。
経営管理が仕事を切り上げてやってきた。
この部はいつも忙しそうにしているのにお花見のときは来るのが早い。
秘書課の人に座る位置を教えられると文句が出た。
文句をいつも言うのも経管だ。
「経理部の隣がいい!」
そう言うのは山田さん。
「総務部の隣がいい」
そう言うのは野口さん。
「秘書課はどこに座るの?」
そう言うのは山崎君。
でも「おとなしく言われたところに座りなさい」と
武田さんに叱られた。
楠さんがそんな経管を見てため息をついた。
でも、山梨から商品開発の金子さんが来ると
なんだか「かわいい」ものの話をして
秘書課の指示を無視して座り込んで話し始めた。
全く・・・・
毎年恒例の、会社全体のお花見がある。
会社の近くの川沿いに見事な桜並木があって
その近くでお花見をする。
俺は毎年、そこの場所取りだ。
なぜだか総務部じゃないのに入社当時から場所取りの係りに任命されてる。
少し肌寒い花曇りの朝一番から場所取りをして
10時ごろ、総務部の谷城と小坂さんたちがいろいろと荷物を運び込んだ。
「柳下君。今年もありがとう。今年の参加人数は一応100で締め切ったから」
「柳下さん、お弁当の100コはどこに置きますか?」
「お弁当はそっちに置いて。小坂さんはお茶の準備も頼むよ」
「はい」
そうしているうちに秘書課のメンバーがやってくる。
「柳下君、お疲れ様」
「武田さん。これが部ごとの座る位置です。
30分もしたら崩れると思いますがはじめはここに座るように指示してください」
「OK。その指示は秘書課でします。
井上さんと村松さんもよろしくね」
「はい」「はい」
全く100人のお花見なんか大変だ。
経営管理が仕事を切り上げてやってきた。
この部はいつも忙しそうにしているのにお花見のときは来るのが早い。
秘書課の人に座る位置を教えられると文句が出た。
文句をいつも言うのも経管だ。
「経理部の隣がいい!」
そう言うのは山田さん。
「総務部の隣がいい」
そう言うのは野口さん。
「秘書課はどこに座るの?」
そう言うのは山崎君。
でも「おとなしく言われたところに座りなさい」と
武田さんに叱られた。
楠さんがそんな経管を見てため息をついた。
でも、山梨から商品開発の金子さんが来ると
なんだか「かわいい」ものの話をして
秘書課の指示を無視して座り込んで話し始めた。
全く・・・・