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サイドストーリー3
第18章 夢を見るころ③
「夢ちゃん。今日一緒に寝てもいい?」
「花。良いよ。一緒に寝よう」
今日、夢ちゃんが篠塚さんとのデートから帰ってきて。
篠塚さんにプロポーズされたと教えてくれた。
あたしにその事を話す夢ちゃんはものすごく幸せそうで。
「駿ちゃんの事は?」なんて聞けなかった。
「夢ちゃん。寝た?」
「寝てないよ」
「篠塚さんの事おめでとう。夢ちゃんが幸せそうで本当にあたしも嬉しい」
「うん。ありがとう」
夢ちゃんはベッドの中で向きを変えてあたしをにこにこしながら見つめた。
「花。花は周りの人をその笑顔で幸せにする力があるんだよ。
普通の会社勤めがいやなら他で働いてもいいんだよ」
「・・・・」
夢ちゃんはあたしがシュウカツで四苦八苦しているのを知ってる。
「みんな。お父さんもお母さんも夢ちゃんも駿ちゃんも篠塚さんも・・・
普通に会社で働いているのに。どうしてあたしには出来そうにないんだろう」
「花。普通なんてないんだよ。良いんだよ。自分の好きな仕事をして」
「夢ちゃん・・・」
夢ちゃんは小さいころからいつもあたしの味方だった。
「花。良いよ。一緒に寝よう」
今日、夢ちゃんが篠塚さんとのデートから帰ってきて。
篠塚さんにプロポーズされたと教えてくれた。
あたしにその事を話す夢ちゃんはものすごく幸せそうで。
「駿ちゃんの事は?」なんて聞けなかった。
「夢ちゃん。寝た?」
「寝てないよ」
「篠塚さんの事おめでとう。夢ちゃんが幸せそうで本当にあたしも嬉しい」
「うん。ありがとう」
夢ちゃんはベッドの中で向きを変えてあたしをにこにこしながら見つめた。
「花。花は周りの人をその笑顔で幸せにする力があるんだよ。
普通の会社勤めがいやなら他で働いてもいいんだよ」
「・・・・」
夢ちゃんはあたしがシュウカツで四苦八苦しているのを知ってる。
「みんな。お父さんもお母さんも夢ちゃんも駿ちゃんも篠塚さんも・・・
普通に会社で働いているのに。どうしてあたしには出来そうにないんだろう」
「花。普通なんてないんだよ。良いんだよ。自分の好きな仕事をして」
「夢ちゃん・・・」
夢ちゃんは小さいころからいつもあたしの味方だった。