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サイドストーリー3
第18章 夢を見るころ③
「夢ちゃんが結婚したら寂しいな」

小さく流れた涙は枕の布にスッと吸い込まれた。

「私が篠塚さんと出会ったように、花にも素敵な人が現れるよ。
きっと誰よりも花を大事にしてくれる」
「・・・・うん」

「夢ちゃん。駿ちゃんの事はもう良いの?」
「駿?う~ん。本当はまだダメなのよ?主任になってないから。
でも篠塚さんにも、駿を応援しろって言われてるしなぁ~」
「?」
「花!ここらではっきりさせたいの!花は駿をどう思ってるの?」
「え?え?え?」

夢ちゃんは今までゆったりとした空気の中で、まどろんでいたのに
急にガバッと起きだして、あたしに問い詰めた。

「駿を男として好き?嫌い?」
「男として?」
「そうよ。幼馴染の隣の駿ちゃん、じゃなくてオトコとしてよ!」
「・・・・・すき」
「え?好きなの?」
「・・・・うん。今まで言えなかったけど・・・」

「男として好きなの?」
「うん」

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