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サイドストーリー3
第21章 王子の甘い罠
「真樹~。今日ご飯食べに行かない?」

海外出張のフランスから帰ってきて
とりあえず報告を済ませたら珍しく6時前だった。

お土産も渡したいし、と内線を回した。

「すみません。山口さん席をはずしてます。折り返しでよろしいですか?」

あ。真樹だと確認しないで話し始めちゃった。
「失礼しました。海外の長谷川です。折り返し電話ください」

やばいやばい。
声から言って若いから役職って訳じゃないと思うけど。

数分して真樹から折り返し電話が入った。
「お帰り。ご飯食べに行こう。もう終わったの?」
「うん。私はもう行かれるから真樹に合わせるよ」

そう言って2人でエントランスで待ち合わせて
会社の御用達の居酒屋を避けて、二人の隠れ家へ行く。

そう言えばここで金子さんに初めて会ったんだっけ。

「さっきさ、すみれってば私と間違えて王子に話したでしょう?」
「王子?」
「うちの部の王子よ」
「ああぁ~。皆が王子って騒いでるあの子ね」
「王子が今度すみれさんと食事したいって言ってたわよ」

はぁ?
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