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サイドストーリー3
第22章 10年目の恋
どうせ、この仕事が片付いたら、ロンドンに行こうと思ってた。
ロンドンのモニッケンダムの本店で志保への婚約指輪を買おうと決めていた。

やっと主任になれる。
主任になったら、プロポーズをしようと決めてた。

調印のまま指輪を買いに行かれれば、いい思い出にもなるか。

そう思って買った指輪をもって、成田からそのまま志保の会社に迎えに行けば
良い子で待っていなかったとぬかした。

こいつはほんとに。
目が離せない。

モニッケンダムの包みを見ても志保は信じられないようで
「モニッケンダム?」
なんて、半信半疑だ。

「なんで疑問形なんだよ。正真正銘のモニッケンダムだよ」
志保のためだけに、選んできたんだよ。

「婚約指輪はモニッケンダムって決めてた」
志保の望むことは叶えてやる。

「徹ってロマンチストだったんだね」
俺が?

「俺はロマンチストじゃない」

「好きな女の望むことを叶えてやりたいだけ」

だから。志保は好きなように生きればいい。
好きな仕事だけ、すればいい。

俺が、全部叶えてやるから。


END*****

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