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サイドストーリー3
第23章 横浜ホールディング④
トントン―――
その時、縁側のガラス戸を無遠慮に叩く音に「誰だ?」と不機嫌さを隠さずに振り向けば
クスクス笑いながら中を覗き込んでいる石島と篠塚だ。
「あ~?」
仕方なく響子から離れてガラス戸を開ければ
「悪いな」
なんて笑ってる。
「何してんだよ?」
中断された不機嫌さのまま尋ねれば
プっと吹き出して
「横手さん、今日からいないって言ってただろ?
たまには同期同士飲もうと思ってさ。
丁度金曜日だから2人で会社を休んで来たんだけど・・・お邪魔だった?」
あ~・・・この前の電話でそんなこと言ったっけ。
でも来るか?ここまで。
「あ、続けるならどうぞ」
篠塚もニヤニヤしながらそんなことを言う。
「いいよ」
さらにムッとしてそんなことを言えば
「横手さん、ここに根付くとは思わなかったよな」
と石島が響子の寝顔を覗き込もうとするから
「見るな!」
と全身で遮った。
そんな俺を見て2人は大笑いして
「久しぶりに3人で飲み明かそうぜ」と
持ってきた酒を高々にあげた。
END*****
その時、縁側のガラス戸を無遠慮に叩く音に「誰だ?」と不機嫌さを隠さずに振り向けば
クスクス笑いながら中を覗き込んでいる石島と篠塚だ。
「あ~?」
仕方なく響子から離れてガラス戸を開ければ
「悪いな」
なんて笑ってる。
「何してんだよ?」
中断された不機嫌さのまま尋ねれば
プっと吹き出して
「横手さん、今日からいないって言ってただろ?
たまには同期同士飲もうと思ってさ。
丁度金曜日だから2人で会社を休んで来たんだけど・・・お邪魔だった?」
あ~・・・この前の電話でそんなこと言ったっけ。
でも来るか?ここまで。
「あ、続けるならどうぞ」
篠塚もニヤニヤしながらそんなことを言う。
「いいよ」
さらにムッとしてそんなことを言えば
「横手さん、ここに根付くとは思わなかったよな」
と石島が響子の寝顔を覗き込もうとするから
「見るな!」
と全身で遮った。
そんな俺を見て2人は大笑いして
「久しぶりに3人で飲み明かそうぜ」と
持ってきた酒を高々にあげた。
END*****