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サイドストーリー3
第25章 横浜ホールディング⑤
「ねぇねぇ」半田さんが嬉しそう。
「なぁに?」
「あの三人、何も言ってないのぉ~?」
「何を?」
あたしたち三人はそろって「?」だった。
「あの三人、またもや異例の出世で来年にも昇格するよ」
「え!!」
「今ね、三人はそれぞれのプロジェクトを任されてて
それが成功すれば、って話だけどあの三人はやるでしょ」
「そうなんだ・・・」
「知らなかった」
「うん」
「あの三人。飲み屋で絶対に成功させるって言ってたよ~
野口はチコちゃんが自分を選んで後悔しないように。って」
「・・・・」
「山田はのぞみちゃんもそうだけど彼女のお父さんでもあり
自分の尊敬してる新田常務に心から認めてもらいたいって」
「・・・・」
「楠は結婚してるから何よりも花ちゃんとの家庭を守るためって」
「・・・・」
「あの三人が忙しいのはさ
期待されてる証拠だよ。残業も休出もほかの人より多いもんね。
でも、あの三人はみんな彼女をめちゃめちゃ愛してるよ」
「うん」
「あ、でもさ、言ってないんだったら
昇進をびっくりさせたいのかもね。
聞いた時に驚いてね!」
「分かった」
「半田さんありがとう」
「ありがとう」
「彼女に褒めてほしいためにナイショで頑張ってる企業戦士を支えてあげて~」
そう茶化して言う半田さんにあたしたちは感謝の気持ちとともに大笑いした。
その時、話題の三人が帰ってきてチャイムを押す音がした。
END****
「なぁに?」
「あの三人、何も言ってないのぉ~?」
「何を?」
あたしたち三人はそろって「?」だった。
「あの三人、またもや異例の出世で来年にも昇格するよ」
「え!!」
「今ね、三人はそれぞれのプロジェクトを任されてて
それが成功すれば、って話だけどあの三人はやるでしょ」
「そうなんだ・・・」
「知らなかった」
「うん」
「あの三人。飲み屋で絶対に成功させるって言ってたよ~
野口はチコちゃんが自分を選んで後悔しないように。って」
「・・・・」
「山田はのぞみちゃんもそうだけど彼女のお父さんでもあり
自分の尊敬してる新田常務に心から認めてもらいたいって」
「・・・・」
「楠は結婚してるから何よりも花ちゃんとの家庭を守るためって」
「・・・・」
「あの三人が忙しいのはさ
期待されてる証拠だよ。残業も休出もほかの人より多いもんね。
でも、あの三人はみんな彼女をめちゃめちゃ愛してるよ」
「うん」
「あ、でもさ、言ってないんだったら
昇進をびっくりさせたいのかもね。
聞いた時に驚いてね!」
「分かった」
「半田さんありがとう」
「ありがとう」
「彼女に褒めてほしいためにナイショで頑張ってる企業戦士を支えてあげて~」
そう茶化して言う半田さんにあたしたちは感謝の気持ちとともに大笑いした。
その時、話題の三人が帰ってきてチャイムを押す音がした。
END****