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サイドストーリー3
第3章 乙女☆大作戦
私の誕生日なのに・・・
2人で過ごす初めての誕生日なのに・・・

何で山崎と2人きりじゃないのぉ!!!

2人でお昼過ぎに会って
食事をしてホテルに泊る予定だった。

「なに?この子・・・」

「姪っ子」

約束の場所に現れた山崎は、小さいかわいらしい女の子と手をつないでやってきた。
「美咲と付き合う前から、今日はきららと約束してたんだ。
きららの誕生日も近いんだよ」
「え・・・?なに?この子の名前もう1回言って?」
「き・ら・ら」
「きららぁ?本当の名前?」

ビックリだわ。そんな名前あるの?
今は流行りのキラキラネームか・・・

「おばちゃま。おばちゃまと将くんが今日の約束をする前から
きららは将くんと約束してたんだから!」

おばちゃま・・・・

「将くん。行こう」
「ちょ。ちょっと待ってよ。何で彼女の私が『山崎』って呼んでるのに
きららちゃんが『将くん』なんて呼んでるのよ」
「美咲・・・」
山崎がため息をついた。
「おばちゃま。きららも『山崎』なの」
「・・・・」
「将くん。プレゼント買ってくれる約束でしょ」
「お・・おぅ。いくぞ。美咲」

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