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サイドストーリー3
第3章 乙女☆大作戦
2人は手をつないで歩きだした。
「待ってよ!私も手をつなぐ!」
今までのデートでは同僚からいきなり恋人になったから
恥ずかしくて手なんかつながなかったけど。
きららに負けてられるか!

「ほら!私なんか腕組めるんだから!きららは背が低いから無理でしょ!」
「きららは、おててでいいもん!」
「美咲・・・」

その後、行きたくもないおもちゃ屋へ行き、おもちゃなの?というぐらい
クオリティーの高いブレスレットを買った。
次は美咲の番な。と
ジュエリーショップでブレスレットを買ってもらった。

うん。嬉しいんだけど。嬉しいんだけど。複雑なのは私だけ?

歩きつかれたと、コーヒーショップに入って2人で席に座って
山崎がドリンクを買ってくれるのを待っていたらきららが
「将くんは、きららのよ」
なんていうもんだから
「はいはい」と
大人げない返事をしてため息をついた。

「でも、将くんおばちゃまの事が好きなのね」
なんて少し寂しそうに言う。

「なんで?」
「この後のご飯。将くんはきららとパパとママとは一緒に行かないんだって」
「う・・・ん」
「おばちゃまと一緒に食べに行くんでしょう?」
「・・・・」
「絶対きららの方が将くんを好きなのになぁ・・・」
「・・・(この小娘!)」



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