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サイドストーリー3
第28章 花の咲くころ
「今年は欲しいものがあるのか?」
「うん。ダメ?」
「・・・・ダメじゃないよ。俺があげられるものなら何でも言って」
「何でもいいの?」
「いいよ」
指輪は花の欲しいプレゼントの後に渡そう。
「駿ちゃん」
「え?」
「駿ちゃんが欲しい」
「・・・いや。あの」
「駿ちゃんが欲しいの」
「俺は、花のモンだよ」
「違うの。ちゃんと欲しいの。
駿ちゃん。あたしと結婚して下さい」
「―――っ!」
まさか・・・
花の誕生日に逆プロポーズされるとは思わなかった。
「ハハ。まいったな」
「駿ちゃん、何でもいいって言ったじゃない!」
泣きそうな花が一生懸命言う。
「そうじゃないよ。同じ事を考えてたよ。はい」
目の前に取ってきたばかりのエンゲージリングを差し出した。
「明日渡そうと思ったけど。1日早いけど良いよな。
花。俺と結婚しよう。ずっと一緒にいよう」
「うわぁ。綺麗」
「俺の中の花のイメージだよ」
「ほんと?あたし、こんなに可愛い?」
「うん。花にピッタリだと思った」
「ありがとう。凄く嬉しい」
「うん。まさか花に先に言われると思わなかったけどね」
そういって苦笑いする俺に飛びついて行きた。
「駿ちゃん。大好き。
駿ちゃんも指輪も一生大事にする。ありがとう」
その時から、俺はプレゼントとして一生、花のモンになった。
END******
「うん。ダメ?」
「・・・・ダメじゃないよ。俺があげられるものなら何でも言って」
「何でもいいの?」
「いいよ」
指輪は花の欲しいプレゼントの後に渡そう。
「駿ちゃん」
「え?」
「駿ちゃんが欲しい」
「・・・いや。あの」
「駿ちゃんが欲しいの」
「俺は、花のモンだよ」
「違うの。ちゃんと欲しいの。
駿ちゃん。あたしと結婚して下さい」
「―――っ!」
まさか・・・
花の誕生日に逆プロポーズされるとは思わなかった。
「ハハ。まいったな」
「駿ちゃん、何でもいいって言ったじゃない!」
泣きそうな花が一生懸命言う。
「そうじゃないよ。同じ事を考えてたよ。はい」
目の前に取ってきたばかりのエンゲージリングを差し出した。
「明日渡そうと思ったけど。1日早いけど良いよな。
花。俺と結婚しよう。ずっと一緒にいよう」
「うわぁ。綺麗」
「俺の中の花のイメージだよ」
「ほんと?あたし、こんなに可愛い?」
「うん。花にピッタリだと思った」
「ありがとう。凄く嬉しい」
「うん。まさか花に先に言われると思わなかったけどね」
そういって苦笑いする俺に飛びついて行きた。
「駿ちゃん。大好き。
駿ちゃんも指輪も一生大事にする。ありがとう」
その時から、俺はプレゼントとして一生、花のモンになった。
END******