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第3章 甘いモノには罠がある

家に帰って晩飯を食べたら、さっそくもらいたてのチョコを確認する。
ほとんどが市販のものだ。
中には、手作りのクッキーもある。
その中で、九条さんのブラウニーが輝いて見えた。
「これは…冷やかされるなぁ」
三輪さんからの袋だ。
甘いものは好きだし、チョコは嬉しいけどどう見ても本命とわかる袋はさすがに家族に見せるのは恥ずかしい。
しかし、せっかくもらったものだしとひもをほどく。
中には、白い箱とメッセージカードが入っていた。