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第9章 罰ゲーム

胸を揉みながら乳首を指先でクリクリされる。

「…ﾝｯ…」

「乳首勃ってきたな？」

こんなエッチな命令されるなんて思ってなかった…。

こんなの恥ずかしいのにTシャツの上からだともどかしくなってしまう。

「…次の勝負な？」

智也は片方は乳首を弄ったまま手を出した。

それでジャンケンするけどまた負けてしまう。

「……拒否させねぇからな？次の命令はコレだから」

「ふぇ…ﾝｯ」

そう言うとなんと唇が重なった。

智也にこんな事されてるのに…嫌じゃないなんて…私、智也の事好きなのかな…？

深くキスをしながら乳首を摘まれて…前の命令はもう終わりだよ！って言ってもいいのに私は智也のTシャツをキュッと掴んで受け入れていた。

唇が離れると何も言わずに次の勝負が始まる。

ここにきてさっきまで勝ちたくて仕方なかったのに今度は負けたくて仕方なくなっていた。

そして負けてホッとしている。

「…Tシャツ脱いで」

「や…恥ずかしいよ…」

「恥ずかしくても俺が脱がすけど」

智也は私のTシャツを丁寧に脱がしてくれる。
上半身裸になってしまって私は胸を腕で隠した。

「次勝負2連していい？」

「え？なんで？」

「二つ連続でやりたい事あるから」

2連続でジャンケンするとまた負ける…。

絶対…インチキしてるよ…。

でも…もうそんな事を訴えなかった。