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幼馴染と発情期
第12章 思い出のアルバム


一週間やらないといけない日直はうちのクラスでは金曜日の日は朝早く登校して、事務作業をやらなくてはいけなかった。

各クラスごとに日直のやり方は違っていてうちのクラスは特に面倒くさい。

絶対担任の先生が怠けたいだけだと思っている。

なので、今日は先に一人で登校する事にした。

私の日直の為に拓をわざわざ早起きさせる事ないもんね。付き合ってるわけじゃないしさ…

学校に着くと先に間島君が来ていた。
事務作業というより、担任の先生が数学の先生なので数学準備室で配付するプリントのホッチキスどめの作業だ。

一週間一緒に間島君と日直をしたけど、間島君は日直の仕事を押し付けたりしないし真面目にやってくれた。
日直の仕事をサボろうとする男子が多い中で間島君と当たったのはラッキーだったかもしれない。

「おはよー!間島君早いね!」

「おはよう。作業もう終わらせておいたよ」

「え!?ウソ!ごめん!わぁ…もっと早く来ないといけなかったよね…」

「いや?別に来るの遅くないよ。藤村さん、ここ座んなよ」

間島君に促されて私は間島君が座ってる隣りの椅子に座った。
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