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幼馴染と発情期
第20章 お姫様のkiss
事が終わり、ティナは疲れて眠ってしまっている。
あと5分でまたカラスか…。
俺はティナを起こさないようにベッドから抜けた。
「ティナ…幸せになれよ」
カラスに戻ってもティナと国の事は見守り続けよう…。
ティナにキスをして、バルコニーに出る。
カラスに戻ったらここから飛び立とう…
「…ザック?どうしたのぉ?」
「な、なんでもない!気にしないで寝ててくれ」
「でも…あ…ザック黙ってどこか行くんじゃ…」
「…」
ヤバイ時間がないあと30秒ってとこか?
俺は柵に登った。
そして飛び降りようとすると…
「…待って!」
「うおっ!?」
ティナに突然引っ張られ、柵から落ちた瞬間になんとティナにキスをされた…
「お願い…どこにも行かないで…私の傍にいてください…」
もう行く必要ないんだよな…飛び降りる準備までしたのに俺何なんだ?
ギリギリ間に合ったようで、俺の身体は人間のままだった。
とりあえず…
「わかった、俺はどこにも行かない…一生ティナの傍にいるからな…」
無事にカラスの呪いが解けた俺は自国の再建後、ティナと結婚してティナの国の王となった。
そして、生涯ティナを愛し続けた。
*END*